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神社仏閣と住宅の違い

  • seakey23
  • 5 日前
  • 読了時間: 3分

こんにちは、坂喜建築です。

いつもご贔屓賜りまして誠にありがとうございます。


今回は、神社仏閣と住宅の違いについてご紹介したいと思います。

まず大きな違いとしては、神社仏閣は宗教的儀式や祈りの場として建てられ

神々を祀るための神聖な場所です。

一方、住宅は人々が生活をするための居住空間です。

そのため、利便性や快適性が求められます。

これがそもそもの建築目的の違いです。


次に、工法の違いについてです。

神社仏閣は木造軸組工法(伝統的な日本建築)をベースに、

斗栱(ときょう)や蟇股(かえるまた)などの装飾部材を多用し、

建物自体が長寿命を想定して建てられることが多く、

修繕を繰り返しながら数百年使われます。

そのため、柱や梁などの構造体が意匠の一部になっていることが多いです。

しかし、住宅の場合は、木造在来工法だけでなく、2×4工法、鉄骨造など、

より多様な構造で建設されます。

先ほど述べたように、生活をすることが目的であるため、

断熱性や耐震性、メンテナンス性などに優れた仕様が求められ、

意匠性よりも機能や経済性を重視して建てられます。



上記のことから、神社仏閣は主に国産の天然木(ヒノキ・ケヤキなど)を使用し、

木材そのものの風合いや香りを活かし、塗装も施さず、剥き出しの状態が多いです。

住宅にも木材は使用しますが、他にも鉄筋やコンクリート、サイディング、樹種など

現代的な建材を多用し、塗装や仕上げも好きなものを選択できます。


ただし、神社仏閣もデザイン性に乏しいわけでは全くなく、

むしろ意匠性や伝統的なデザインが他にはない特別感を演出します。

所々に施される彫刻や色彩豊かな装飾など、工芸的な要素が多いのも特徴です。

また、祀っている神様や宗教によって、様式や装飾も異なるので、

神社仏閣の中でも違いを見つけてみるのも楽しいかもしれませんね。


ここまで紹介してきたように、神社仏閣と住宅には簡単に説明しても

これだけの違いがあります。

もっと細かい違いもありますが、ここでは紹介しきれないので

気になる方はぜひ調べてみてください。

また、最近では、和風建築や和モダンといった住宅も人気があるため、

神社仏閣の特徴を取り入れたいという要望もあります。

和の伝統美と落ち着き、格式を取り入れた住宅は洗練されたデザインで

日々の生活を豊かにしてくれることでしょう。



もし、住宅に神社仏閣の特徴を取り入れたいという方がいらっしゃいましたら、

坂喜建築へご相談ください。

坂喜建築では、住宅はもちろんですが、神社仏閣の修繕なども行なっているので

住宅に取り入れることも可能です。

いつでもお気軽に坂喜建築へご相談ください。

 
 
 

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