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こんにちは、坂喜建築です。

いつもご贔屓賜りまして誠にありがとうございます。


今回は、古民家リノベーションについて少しお話しできればと思います。

数年前からよく耳にするようになった古民家リノベーションですが、

地方の空き家問題や過疎化の進行によって、

古民家の行き場がなく、困っていたことが始まりとされています。



古民家は日本らしい日本家屋や建築技術を用いて、

風情や情緒を演出し、ゆったりとした時の流れを感じることができます。


古民家の良いところは、現代では手に入りにくく、

高価で価値のある建材や木材が贅沢に使用されているという点です。

立派な梁や柱は、現代で手に入れようとすると、

かなり高価なものとなり、高級品として取り扱われます。


そのため、古民家で使用されていた木材を

そのまま別の用途で使用するケースも少なくありません。



そんな立派な梁や柱、屋根や構造に至るまで、

古民家の良いところは残しつつ、

現代の生活様式にもマッチするようにリノベーションされることが多いです。


構造自体は大きく変えず、間取りの変更や水回りの設備の整理、

屋根の改修工事や居室、壁、玄関といった部分を

生活に支障がないように工事し、デザイン性も高めます。


古民家のリノベーションは主に移住者の住まいとして、

カフェなどの飲食店、伝統工芸品や雑貨を取り扱う店舗やショップとして

採用される傾向があります。


ショップや店舗の場合、提供するサービスや商品に合わせて

コンセプトに沿った内装づくりが重要になります。

一方、住まいとしてリノベーションする場合には、

快適性やある程度の不便さを残した家づくりが好評です。



元々の古民家の状態によって、できることは異なりますし、

全ての要望を叶えることが難しいケースもあります。

また、古民家をリノベーションする際には、

それぞれ全体を通して確認し、どのくらいの費用がかかるのかを

事前に専門業社へ確認することをおすすめいたします。


それと同時に、古民家のような古い物件は、

工法や使用されている技術も現代とは異なります。

現在の職人さんでは技術や経験値が浅く、手に負えず、

思った通りに復元できないということも少なくありません。

ですので、費用の確認をするのと同時に、

そもそも工事ができるかどうかも予め確認しておくと安心です。


その点、坂喜建築は、

神社仏閣などの伝統的な建物の改修工事も請け負っておりますし、

日本家屋や古民家の工事も承っているので、経験と実績があります。

昔ながらの工法を知る職人集団が、理想の古民家を実現いたします。


もし、古民家を購入して移住を考えていたり、

持ち家の古民家をリノベーションして何かを始めたいと思っている方は

ぜひ坂喜建築へお声がけください。

今までの知識と経験を活かし、最適なリノベーションプランをご提案いたします。



坂喜建築では新築・リフォーム・リノベーションを含め、

住宅はもちろん、神社仏閣の修繕までさまざまなご依頼を承っております。

  • 2024年12月25日

こんにちは、坂喜建築です。

いつもご贔屓賜りまして誠にありがとうございます。


本年も残すところ数日となりますね。

本年も多くのお客様と出会い、たくさんの方と関わることができ

大変、感謝と実りの多い年でした。

来年も皆様にご愛顧いただけるよう、努めますので

何卒、よろしくお願いいたします。


さて、今回は瓦屋根についてご紹介していきたいと思います。

瓦屋根は、日本でも特に沿岸部で多く見受けられます。

塩害の影響も受けにくく、耐久性・耐火性に優れ、

瓦という素材の特徴から耐熱性もあります。

そのため、日本の伝統的な家屋が夏場でも涼しく過ごしやすいのは

瓦屋根が一役買っています。



また、瓦屋根は部分補修も可能なため、

一部が劣化や破損をした場合にも、修繕費用を抑えることができます。

そのため、台風が頻発に起こりやすい地域では

重さもあり、何度でも補修がしやすい瓦屋根が重宝されています。


そして、瓦屋根は他の屋根材に比べ、圧倒的に耐用年数が長いです。

先ほどお伝えした部分補修が可能な点もありますが、

瓦は焼物ですから、瓦1枚の寿命が長いです。

きちんと定期的にメンテナンスや点検を行っていれば

数十年持ちます。



しかし、現在は瓦屋根の住宅も減少し、

瓦屋根の葺き替えなど施工できる業者も減っています。

また、他の屋根材が低コストで施工できる一方で、

瓦屋根は材料費・工賃ともに高価になりやすい傾向があります。

ただし、長い目で見れば、リフォーム費用なども抑えることができ、

部分的な補修ができるエコな屋根でもあります。


見た目の伝統的なスタイル、情緒や趣を演出するデザインは

国内外から人気があり、好評です。

そして瓦は、焼物文化が残る地域では、

その土地でしか作れないものの風合いや、特徴的な色味など、

伝統文化をMIXさせることができ、唯一無二の屋根を実現できます。



地方では、まだまだ瓦屋根の住宅も見受けられますし、

エコで丈夫な屋根材として見直されているところもあるので

これから新築を検討されている方や

瓦屋根の点検やメンテナンスをお考えの方は

ぜひ、坂喜建築へご相談ください。



坂喜建築では新築・リフォーム・リノベーションを含め、

住宅はもちろん、神社仏閣の修繕までさまざまなご依頼を承っております。

  • 2024年11月29日

こんにちは、坂喜建築です。

いつもご贔屓賜りまして誠にありがとうございます。


今回は、近年人気のある「むき出しの家」について

ご紹介していきたいと思います。


「むき出しの家」とは、建物の構造や素材がそのまま露出したデザインや仕様を指します。

シンプルで無駄のない美しさや独自の個性を求める方々の間で注目されています。



素材感を活かしたデザインは、一般的には隠されることが多い建築素材や構造を

意図的に露出させるため、柱や梁をそのまま見せたり

打ちっぱなしのコンクリートや鉄骨フレームが

そのままインテリアとして活用されることもあります。


無駄のないシンプルな設計で、内装仕上げのコストを抑え、

自然素材や工業素材本来の魅力を活かし、モダンな雰囲気をつくることができます。

また、装飾がないため、掃除やメンテナンスも行いやすく

素材の経年変化も楽しめるとしています。


ただし、むき出しの場合、壁や天井の断熱性や防音性に注意が必要になりますので

しっかりと断熱を施し、快適な空間をつくれるようにしましょう。


むき出しの家はリノベーション物件に人気で

インダストリアルデザインといった工場や倉庫を模した雰囲気で

むき出しの状態をインテリアとして取り入れたり

スケルトンリノベーションでは、既存の内装を全て撤去して

柱や梁だけを残して新しい空間をつくるリノベーション方法などがあります。



むき出しの家は、素材や構造の本来の魅力を活かし、

個性的でミニマリストな暮らしを実現できるスタイルです。

一方で、快適性や施工の質が大きく影響するため、

専門家との綿密な打ち合わせが必要です。


もし、むき出しの家にご興味がある方は、

いつでもお気軽に坂喜建築へご相談ください。

新築からリノベーションまで、お客様のご要望を伺いながら

素敵な「むき出しの家」をご提案させていただきます。



坂喜建築では新築・リフォーム・リノベーションを含め、

住宅はもちろん、神社仏閣の修繕まで様々なご依頼を承っております。

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